ホタルというと、山間部の渓流のような清流の岸辺で、夏場に、まばらにふわふわ飛んでいるというイメージが強い。だが、マレーシアには、なぜか泥色の濁った川の岸辺で、一年じゅう、無数のホタルがいっせいに光を放つという、ホタルの名所がある。そこはセランゴール川の下流、川沿いのクアンタン村からアクセスできる。このホタルの名所は、三キロほどにわたって、両岸の木々に無数のホタルが群れており、毎晩、あたりが暗くなる午後七時半ごろから十時ごろまで、光の大洪水となる。この光景は、雨が降っても見られるが、晴天のときでも、月の光が強いときには、あまりよく見えない。ここにいるホタルは、日本のゲンジボタルとはかなり習性が違う。全部で十種類ぐらいいるのだが、もっとも一般的なものは、光の色が白っぽく、あまり飛びまわらず、群れをなしてじっとしているもの。どうして濁った川の岸辺に、そんなにホタルがたくさんいるのだろうか?じつは、この川は、川底の粘土質の土を巻き込んで流れているので、泥色をしているが、水そのものは清らか。ドブ川のような有機物などによる汚れではない。そして、このホタルの名所の両岸は密林で、水際にはブルンバンという木が密集している。このブルンバンの葉と実が、ホタルの大好物なのである。一年じゅうホタルが見られるのは、マレーシアが常夏の国だからだ。このホタルの名所、以前は、クアンタン村から手漕ぎボートでいくしかなかったが、現在ではホタル見物ツアーもあり、一般の旅行者も見物に行きやすくなっている。
ヨーロッパ各国のトイレットペーパーの年間消費量を調べたところ、最も少ないフランスでは年間3.9キロメートル。逆に最も多いのがスウェーデンで年間8.3キロも使っていることが分かった。ちなみにこの調査では、北の国ほど使用量が多いという結果が出ている。また、旅に出ると気になるのがトイレの男女の区別だ。図の表示をよく覚えておいて現地で間違わないようにしたい。その国の中でも、あえてキレイなトイレに入るコツは、まず「ホテル」を利用すること。お茶を飲んでもいいし、電話をかけてもいいが、とにかくそのホテルで何らかのお客の身分でいる時に、ロビーなどにある清潔なトイレを使っておくことだ。また街中の高級デパートやオシャレなショッピングモールなども、ショッピングしたついでに利用しておく。ドライブ中は、ガソリンスタンドやロードサイド・レストランなどで済ませるといい。公園やビーチ、路上など、誰でも使える場所は管理もよくないし、そういう場所に近づくこと自体が襲われたりする原因になる。街の中心部にあるホテルに泊まっていれば、度々自分の部屋に戻って休憩し、用も足すことができる。そうした「計算」も、疲れない旅をするAクラスのコツのひとつだろう。
安芸の国というと、大河ドラマのおかげで毛利元就ということになってきたが、以前は平清盛の印象が強かった。平安末期に国司として在任した平清盛は宮島の厳島神社を修築し、瀬戸内の難所だった音戸ノ瀬戸を改修するなどこの地に大きな足跡を残している。海に浮かぶ姿が美しい厳島神社は世界遺産にも指定されて人気が一層高まった。美しい建築と緑の山と水が三位一体となった風景こそが日本ならではの美だと思うが、ここと京都金閣寺は双璧ではないか。このあたりはアナゴが名産で、宮島観光の機会があればアナゴ飯も楽しみたいところ。広島は天正十七年二五八九年)に、毛利輝元が祖父元就の居城だった山間部の吉田から移ってきて開かれた。聚楽第を手本にし、九九もの櫓があった豪華な城たった。日清戦争のときには大本営が置かれ、このときは国会もここで開会された。原爆で失われたが、天守閣などが復元されている。ただ、まったくの平地に築かれているので、ビルの谷間に埋まってしまってやや迫力不足。
Copyright (C) WWW.7QU.ORG. All Rights Reserved.